統計データをさらに精査してみよう。20代から30代の日本人男性における178cmの平均体重は、実測データにおいて約71.5kg前後で推移している。中高年層を含めた全体平均では73kgを超えるケースもあり、年齢ごとの代謝変化が如実に表れている。
ここで重要なのは、BMI(Body Mass Index)の罠だ。体重を身長(m)の二乗で割る単純な計算式では、骨格の太さや筋肉量が一切考慮されない。筋肉質なアンプラグドな体型を持つ男性が75kgあっても脂肪率は低い可能性がある一方、運動不足の68kgが内臓脂肪型肥満であるケースも珍しくない。数値だけに惑わされない多角的な視点が求められている。