「特定の議員がどれくらい国会に出席しているのか調べたい」と考えたとき、衆議院や参議院の公式サイトにわかりやすい一覧表が掲載されているわけではありません。現状、国会事務局が公式に「議員別出席率ランキング」として公表しているデータは存在せず、有権者が自ら調べるにはいくつかの手順を踏む必要があります。
最も確実な一次情報は、国立国会図書館が提供する国会会議録検索システムです。このシステムでは、過去の全会議録から議員名を指定して発言記録や出席記録を検索できます。また、衆議院・参議院それぞれの公式サイト内にある「本会議議事経過」や「委員会経過」のページを確認することで、開会された会議に誰が出席・欠席したかの公式記録を閲覧可能です。
近年では、NPO法人や民間のシンクタンクがこれらの公開データをスクレイピング・集計し、独自の衆議院・参議院の出席状況や質問回数を可視化したデータベースを公開する事例が増加しました。国会議員の登院記録公開を求める市民団体の活動によって、以前よりも個々の議員の出席動態を追跡しやすい環境が整っています。