口元の若々しさを支える主役は、頬を斜め上に引き上げる「大頬骨筋」と、口角を真横に引く「笑筋」です。これらの筋肉が衰えると、頬の脂肪を所定の位置にキープできなくなり、重力に抗えずに口角周辺へ落ち込みます。まずは現在の筋力コンディションをセルフチェックしてみましょう。
以下の項目のうち、2つ以上当てはまる場合は筋肉の衰えが始まっている可能性が極めて濃厚です。
- 大頬骨筋・笑筋の衰えチェック項目:
- 真顔の状態で口角が水平よりも下がっている
- 「い」の口を作ったとき、上の歯が8本以上綺麗に見えない
- 笑顔を作ると口角が横に引っ張られるだけで、頬の頂点が持ち上がらない
- 思い切り笑った後、頬の筋肉に疲労感やこわばりを覚える
- 会話中に舌先が上顎ではなく下の前歯の裏に落ちている(低位舌)
筋肉の衰えを自覚すると、多くの人がネット動画を参考に自己流の表情筋トレーニングを始めがちです。しかし、WOM CLINIC GINZAの専門医らが指摘するように、闇雲に顔を動かすトレーニングには大きな落とし穴が存在します。「大頬骨筋を鍛えようとして過剰に口を横へ引く運動」を繰り返すと、かえって口輪筋周辺の皮膚に過度な摩擦と圧力をかけ、折り目を深く定着させるリスクを孕んでいます。
「表情筋トレーニングの効果とやり方」において推奨されるのは、皮膚を引っ張らずにインナーマッスルを刺激する手法です。口の中に空気をためて頬を内側から交互に膨らませる運動や、舌を歯列に沿って大きく回す舌回し運動は、皮膚の表面を摩擦することなく深層の筋肉を活性化できます。また、自己流でゴシゴシと擦るマッサージはコラーゲン線維を破壊して更なるたるみを招くため、クリームを用いて摩擦ゼロでリンパを流す「たるみ改善マッサージ詳細まとめ」に準じたアプローチが鉄則となります。