加味逍遥散はなぜすごい?イライラ劇的改善の真相と効果が出るまでに関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
漢方の世界において、女性の不調を改善する「三大婦人科漢方薬」として知られるのが「加味逍遥散」「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」です。これらは主に対象となる女性の体力レベルや体質(証)によって明確に住み分けられています。
自分に合わない漢方を選んでしまうと、症状が改善しないばかりか副作用の原因にもなります。以下の比較表でそれぞれの特性と違いを整理しました。
処方名(代表番号)適した体力・証主たる症状・ターゲット精神症状の有無・特徴加味逍遥散
(ツムラ24)虚弱〜中間証
(疲れやすく華奢〜普通)更年期障害、PMS、のぼせ、肩こり、冷えのぼせ、便秘傾向極めて強い
(イライラ、怒りっぽい、情緒不安定、不安感)当帰芍薬散
(ツムラ23)虚証
(体力がなく色白、筋肉がつきにくい)貧血、強い冷え症、むくみ、月経不順、めまい、下腹部痛比較的穏やか
(クヨクヨ悩む、物憂げ、疲れやすさ由来の落ち込み)桂枝茯苓丸
(ツムラ25)実証〜中間証
(体力が充実し骨格ががっしりしている)月経痛、子宮筋腫、下腹部の圧痛、下半身の冷えと上半身ののぼせ軽度〜中等度
(頭重感、のぼせによる不快感はあるが怒りは主病態でない)
この表から分かる通り、「精神症状(イライラやヒステリー)が前面に出ているかどうか」が加味逍遥散を選択する上での最大の決定打です。体が冷えてむくみやすく、どちらかといえば大人しくメソメソしてしまう人は当帰芍薬散、体力があり下腹部に強い痛みを抱える人は桂枝茯苓丸が第一選択肢となります。