ここ数年で急速に盛り上がりを見せているのが、実はスパイスカレーの文脈です。奈良はかつてシルクロードの終着点であり、薬草や香辛料とゆかりの深い土地柄。その歴史的背景をバックボーンに、独自のスパイスカルチャーが花開いています。
ならまちの隠れ家カレー店で出される一皿は、単なる激辛料理ではありません。出汁(だし)文化とスパイスが見事に調和した「和風スパイスカレー」であり、奈良県産の鶏肉や季節の根菜、自家製ピクルスが見事に調和しています。一歩足を踏み入れれば香ばしいスパイスの香りに包まれ、一度食べれば病みつきになる中毒性の高さから、遠方から足繁く通うリピーターが後を絶ちません。