空中庭園の近未来的な装いとは対照的に、タワーイースト地下1階に広がるのが、昭和初期の大阪の街並みを精巧に再現したレトロ食堂街「滝見小路」です。石畳の小路にオート三輪や古き良き交番、郵便ポストが配置された情緒あふれる空間には、地元ビジネスパーソンや観光客が行列を作る名店が軒を連ねています。
ランチタイムに圧倒的な支持を集めるのが、大阪屈指の知名度を誇るお好み焼きの老舗「きじ」です。じっくり焼き上げる香ばしい「モダン焼き」や「すじ焼き」は、価格帯900円〜1,500円前後とリーズナブルで、連日開店前から賑わいを見せます。他にも、本格的な十割そば、こだわりの串カツ、自家製うどん、純喫茶など多彩な店舗が営業しており、梅田中心部の雑踏を避けて落ち着いたランチを楽しみたい層の隠れ家となっています。
一方、中高層のオフィスフロア(5階〜38階)に目を向けると、日本の住宅・不動産業界を牽引する積水ハウス株式会社の本社が中枢機能を構えています。同社は梅田スカイビル開発当初からの主要事業主の一社であり、タワーイーストの広大なフロア面積を占有。環境配慮型経営の旗振り役として、ビル敷地内に広がる「新・里山」や世界的建築家・安藤忠雄氏発案の緑化壁「希望の壁」の整備など、生物多様性に配慮した都市景観の形成に深く関与してきました。
その他にも、タワーイーストには大手自動車メーカー・マツダの関連拠点や外資系コンサルティングファーム、先進ITソリューション企業が複数入居しており、関西を代表する高付加価値ビジネスの集積地として機能しています。