花言葉は、19世紀のヴィクトリア朝英国やフランスの貴族社会において、直接口にできない感情をやり取りする「秘密の符牒」として発展しました。そのため、ロマンチックな意味の裏側に、嫉妬や怨嗟を伝えるネガティブなコードが体系化されています。
好意を寄せる相手に贈ると深刻な誤解を招きかねない危険な恋愛の花言葉一覧は以下の通りです。
- 黄色のカーネーション:「軽蔑」「侮辱」「失望」
- 黄色の薔薇:「嫉妬」「愛情の薄らぎ」「別れよう」
- マリーゴールド:「絶望」「嫉妬」「悲嘆」
- クロッカス(紫):「あなたを信じたことを後悔する」「愛の後悔」
- クロユリ(黒百合):「呪い」「復讐」「狂おしい恋」
- アジサイ(紫陽花):「移り気」「浮気」「冷淡」
恋愛の花言葉に怖い意味が付与された理由と真相は、西洋神話やキリスト教の図像学に由来します。キリスト教圏において「黄色」はイエスを裏切ったユダの衣の色と結び付けられ、不吉・不誠実の象徴とされてきました。鮮やかで見栄えが良いからといって黄色い花単体の花束を選ぶと、知識を持つ相手に対して「気持ちが冷めた」「軽蔑している」という正反対の意図として伝わってしまう危険があります。