九代目林家正蔵は自らの高座だけでなく、数多くの優秀な弟子を育成する名師匠としても知られています。
一門の弟子には、実力派として真打昇進を果たした林家たけ平、林家たか平、林家はな平、林生まめ平などが名を連ね、それぞれの個性を活かして寄席やメディアで活躍しています。正蔵の指導は「古典の基礎を叩き込んだ上で、個人の持ち味を伸ばす」スタイルであり、一門の結束力は落語界でも際立っています。
また、役者としての実績も見逃せません。山田洋次監督の映画『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』やNHK大河ドラマ『真田丸』、テレビ朝日系『DOCTORS〜最強の名医〜』などに出演。噺家ならではの巧みな間合いと存在感で、名バイプレーヤーとして映像作品に深い彩りを添えています。