猫に引っかかれた傷の放置は危険!感染症リスクと正しい応急処置

猫に引っかかれた傷の放置は危険!感染症リスクと正しい応急処置

猫に引っかかれた傷の放置は危険!感染症リスクと正しい応急処置の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

猫に引っかかれた後、どのような状態になったら医療機関へ行くべきなのでしょうか。受診のタイミングを判断するための危険サインと、適切な診療科の選択基準を明確にしておきましょう。

以下の症状が1つでも該当する場合は、速やかに病院を受診してください。

  • 受傷後数時間〜翌日にかけて、患部が赤く腫れ上がり熱を持っている
  • ズキズキとした拍動性の痛みがあり、時間経過とともに痛みが強くなっている
  • 傷口から黄色や白っぽい膿(うみ)が出ている
  • 脇の下や首、足の付け根(鼠径部)のリンパ節がコリコリと腫れて痛む
  • 関節付近を引っかかれ、指や手首を曲げると強い痛みがある
  • 37.5℃以上の発熱、悪寒、全身の関節痛やだるさがある

受診する診療科の優先順位は次の通りです。

・皮膚科 / 形成外科:
体表の浅い傷、発赤、腫れ、軽度の化膿が見られる場合の第一選択です。傷跡をきれいに治したい場合にも適しています。

・外科 / 整形外科:
深い傷や出血が止まらない場合、または手の甲・指の関節・腱の周辺を引っかかれて動かしにくい場合は整形外科が適任です。腱鞘炎や骨膜炎への移行を専門的に診断できます。

・感染症科 / 総合内科:
高熱や悪寒、全身倦怠感、リンパ節の著しい腫れなど、全身症状が出現している場合に適しています。

問診時には「いつ、どのような猫(飼い猫か野良猫か)に、どのように引っかかれたか」を医師へ正確に伝えてください。抗菌薬の選択や破傷風トキソイドの接種要否を判断する重要な指標となります。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。