移動費を抑えようとする際、長距離移動の定番である「往復割引」や「金券ショップ」を思い浮かべる方が少なくありません。しかし、博多〜新山口間においてはいくつかの注意点が存在します。
まず、JRの正規ルールにおける「往復割引」は片道の営業キロが601km以上の場合に適用されるため、約151.6kmの博多〜新山口間では往復割引の対象外となります。往復分の切符を駅窓口でまとめて買っても運賃は一切安くなりません。
さらに、かつて格安移動の代名詞だった山陽新幹線の紙の普通回数券はすでに全廃されています。金券ショップの店頭に並んでいるのは、株主優待券や旅行会社発行のギフトカードなどが中心です。株主優待券は5割引などの強力な効果を持ちますが、優待券自体の購入相場を加味すると、博多〜新山口のような短中距離区間では元が取れないケースがほとんどです。現代において金券ショップ巡りをするメリットは薄く、ネット予約の早割や旅行商品を活用する方が確実かつ最安となります。