浮き輪の持ち込み派にとって生命線となるのが、ハワイアンズ無料空気入れ場所の把握と使用マナーです。ハワイアンズでは、ウォーターパーク内の浮き輪レンタルコーナー付近やビーチボール売場周辺に、来場者が自由に使用できる業務用電動エアーコンプレッサーが数台配備されています。手動のエアポンプを持参することなく、巨大な浮き輪でも数十秒で膨らませることができる便利な設備です。
しかし、現場を取材すると、この無料空気入れ周辺では連日のように「パーン!」という鋭い破裂音が響き渡っています。業務用のコンプレッサーは圧力が非常に強く、家庭用のプール用空気入れとは充填スピードが全く異なります。浮き輪のビニール素材が完全に伸びきるまで空気を送り込み続けると、わずか数秒でバースト(破裂)し、せっかく持参したお気に入りの浮き輪が一瞬でゴミ箱行きとなってしまう事例が後を絶ちません。
さらに見落としがちな物理現象が、ハワイアンズ特有の「室温と水温」です。館内は常に約28℃〜30℃の熱帯環境に保たれており、水温も高めです。空気は温まることで膨張するため、コンプレッサーで「8分目から9分目」程度にとどめておくのが破裂事故を防ぐ鉄則です。パンパンに張った状態で流れるプールや日光の当たるスプリングパークへ移動すると、熱膨張によって内圧が限界を超えてしまいます。