1994年の結婚以来、誰もが認める仲良し夫婦としてメディアに登場していた2人ですが、その関係性は数年をかけて静かに変化していました。取材報道や近隣住民の証言を総合すると、香坂みゆきさんと清水圭のすれ違いが決定的なものとなった契機には、明確な3つの転換点が存在します。
第1の要因は、清水圭さんの芸能界引退と人生観のシフトです。テレビの第一線から身を退き、スローライフや趣味、個人ビジネスへとシフトしていった清水さんに対し、香坂さんは情報番組のレギュラーMCやライブ活動など、表現者としての活動意欲を旺盛に持ち続けていました。同居生活において、毎日の生活リズムや目指す将来像のズレが顕在化していったことは想像に難くありません。
第2の要因は、子育ての完全な終了です。夫妻の間には1997年生まれの長男と2002年生まれの次男が誕生しており、2023年春までに2人の息子が大学を卒業して社会人として完全に独立しました。「子供が巣立つまでは夫婦の形を保つ」という共通認識を持っていた夫婦が、親としての役目を終えた段階で互いの人生を解放する選択をした形です。
第3の要因は、夫婦間の心理的バウンダリー(境界線)の変化です。清水さんは独自の美学やこだわりが強く、趣味のゴルフやアメカジ文化を徹底して追求する職人気質な一面を持っています。一方で香坂さんも自立したキャリアウーマンであり、お互いを尊重するがゆえに「無理をして同じ屋根の下に暮らし続ける必要はない」という合理的な結論に至ったと見られています。