宮川愛李の名を全国区へと押し上げた最大の転機が、2019年11月にリリースされたファーストシングル「Sissy Sky」です。本作はアニメ『名探偵コナン』の第60期エンディングテーマに抜擢され、作中の人気キャラクター・灰原哀の心情とリンクした切なくも芯の強い歌詞が大きな反響を呼びました。
兄のみやかわくん(宮川大聖)も同作のオープニングテーマ(「神風エクスプレス」「Answer」など)を手掛けていたことから、「兄妹でコナンの主題歌を担当する」というアニメ音楽界でも異例の快挙を達成。作品ファンの間でも語り継がれるエピソードとなりました。
デビューミニアルバム『スマホ映えの向こうの世界』から始まった彼女の経歴は、単なるSNS発のシンガーという枠を早々に飛び越え、緻密なボーカルコントロールと感情を剥き出しにした歌声でロックからバラードまで歌いこなす実力派としての評価を確固たるものにしました。