受験生や保護者が最も気にするポイントの一つが、偏差値と実際の進学実績だ。同校の偏差値は例年50台半ばから後半あたりで推移しており、中堅上位校としての確固たるポジションを築いている。しかし、数字だけでは測れない真の価値は、その名物である「単位制総合学科」にある。
単位制総合学科では、文系・理系といった従来の枠組みに縛られず、生徒一人ひとりが自身の進路や興味関心に合わせて時間割をカスタマイズする。国公立大学を目指す強固な座学カリキュラムから、実務や表現力を磨く専門科目まで多岐にわたる授業が開講されている。取材に応じた進路指導担当者は、「指示された勉強をこなすのではなく、自らの意思で科目を選ぶ体験こそが、大学合格にとどまらない主体的で粘り強い学習姿勢を育む」と熱弁を振るう。実際に、関関同立を中心とする難関私立大学への合格者数は安定しており、推薦入試や総合型選抜においても圧倒的な強みを発揮している。