血糖値が高いと言われたらどうする?境界型脱出の実践策と受診の目安

血糖値が高いと言われたらどうする?境界型脱出の実践策と受診の目安

血糖値が高いと言われたらどうする?境界型脱出の実践策と受診の目安について見逃せない 注意点を厳選して解説いたします。

Q1:健康診断の前夜に遅くまで飲食してしまいました。再検査をすれば数値は下がりますか?
A1:前夜の食事内容によって空腹時血糖値が一時的に跳ね上がる可能性は確かにあります。しかし、同時に測定されている「HbA1c」の数値が高かった場合、それは直近1〜2ヶ月間の日常的な高血糖状態を証明しているため、前夜の飲食のせいにはできません。言い訳を探して放置するのではなく、専門医のもとで正しい条件下での再検査を受け、実態を白黒はっきりさせることが肝要です。

Q2:境界型糖尿病(予備群)と言われました。薬を使わずに正常値へ戻すことは可能ですか?
A2:十分に可能です。境界型の段階であれば、インスリンを分泌するすい臓の機能はまだ温存されています。体重の5%程度の適正な減量、カーボラストの食事法、そして食後15分後のマイクロ運動を習慣化することで、多くの人が正常高値や正常域へと数値を押し戻すことに成功しています。ただし、自己流ではなく医師や管理栄養士の指導のもとで取り組むことが成功の秘訣です。

Q3:デスクワーク中心で運動する時間がどうしても取れません。最低限これだけはやるべきことは?
A3:長時間のまとまった運動時間を確保する必要はありません。最もタイパが良いのは「食後すぐに座りっぱなしにならないこと」です。昼食後に5分間オフィスの階段を昇り降りする、あるいはデスクの下でつま先をつけたままかかとを上下させる運動(カーフレイズ)を食後に行うだけでも、筋肉へのブドウ糖取り込みが促進され、血糖値スパイクを大幅に緩和できます。

Q4:通常の健康診断で「血糖値スパイク」は見つけられますか?
A4:健康診断は基本的に10時間以上の絶食状態(空腹時)で採血するため、食後の一時的な血糖値の急上昇である「血糖値スパイク」は見落とされがちです。空腹時血糖値が正常であっても、HbA1cが5.6%以上の正常高値にある場合や、食後に強い眠気・だるさを感じる場合は、食後高血糖が潜んでいる可能性大です。糖尿病内科で75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)を受けることで正確に判明します。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。