滞在中の日中の過ごし方において、両島の設計思想は明確に分かれます。石垣島滞在の最大の醍醐味は、フェリーターミナル(ユーグレナ石垣港離島ターミナル)を起点とした「八重山アイランドホッピング」にあります。
赤瓦の古民家と白砂の道が残る「竹富島」へは高速船でわずか10〜15分。水牛車に揺られ、伝統的な沖縄の原風景に触れられます。手付かずのジャングルが広がる世界自然遺産の「西表島」へも約40分で渡ることができ、マングローブカヤックや秘境トレッキングといった大冒険が日帰りで完結します。一つの島にとどまらず、日ごとに表情を変える八重山諸島を巡る旅は、知的好奇心を強く刺激します。
対する宮古島は、離島巡りの概念そのものが異なります。宮古島と周囲の島々は、日本屈指の長さを誇る3つの海上大橋(伊良部大橋・池間大橋・来間大橋)で結ばれており、船の時刻表を気にすることなくレンタカーで自由に行き来できるドライブパラダイスとなっています。全長3,540メートルの伊良部大橋を窓全開で走り抜ける爽快感は、石垣島では決して味わえない宮古島ならではのハイライトです。気に入ったビーチを見つけては車を停め、木陰で風を感じる気ままなビーチ巡りが叶います。