Q1:帯状疱疹は家族や周囲の人にうつることはありますか?
A1:帯状疱疹そのものが他人にうつることはありません。ただし、水ぼうそうにかかったことがない乳幼児や妊婦に対しては、水ぶくれに含まれるウイルスによって「水ぼうそう」として感染・発症させるリスクがあります。すべての水ぶくれがかさぶたになるまでは、小さな子どもとの接触やタオルの共用を避けてください。
Q2:発疹が出てからすでに4〜5日(72時間以上)経過してしまいました。今さら病院に行っても手遅れですか?
A2:決して無駄ではありません。72時間以内がベストであることは確かですが、72時間を過ぎていても新たな水ぶくれが出現している間はウイルスが増殖しています。抗ウイルス薬の投与や適切な鎮痛管理を行うことで、症状の悪化を防ぎ神経痛への移行リスクを少しでも下げることができます。諦めずに今すぐ皮膚科を受診してください。
Q3:皮膚の発疹が全く出ないのに神経痛だけが続く帯状疱疹はありますか?
A3:存在します。「無皮疹性帯状疱疹(Zoster sine herpete)」と呼ばれ、ウイルスが神経の中で暴れているものの皮膚の表面に水ぶくれが現れない特殊な病態です。診断が非常に難しく、原因不明の神経痛として見過ごされやすいため、片側の局所的な痛みが続く場合はペインクリニックや神経内科への相談が推奨されます。