ブラジル代表歴代最強はどの世代か?ペレ・82年・3Rの真実を徹底解剖

ブラジル代表歴代最強はどの世代か?ペレ・82年・3Rの真実を徹底解剖

ブラジル代表歴代最強はどの世代か?ペレ・82年・3Rの真実を徹底解剖についての真相をご紹介します。

2002年日韓ワールドカップを制したブラジルは、個の圧倒的なタレント力と強烈な現実主義が結実したチームでした。前線に並んだのは、怪物ロナウド、天才ロナウジーニョ、冷徹なレフティリバウドの3人。いわゆる2002年ブラジル代表3Rです。

大会直前の南米予選でブラジルは歴史的な大苦戦を強いられ、歴代最多となる6敗を喫して辛うじて本大会へ滑り込みました。エースのロナウドは右膝前十字靭帯断裂からの長期離脱明けで、コンディションが不安視されていました。しかし本大会が始まると、指揮官ルイス・フェリペ・スコラーリ(通称フェリポン)の巧みなマネジメントのもとでチームは一変します。

スコラーリが選択した布陣は、強固な3バック(ルシオ、エジミウソン、ロッキ・ジュニオール)を敷き、中盤の底に汗かき役のジウベルト・シウバとクレベルソンを配置するシステムでした。両翼にはカフーとロベルト・カルロスという歴代屈指のウイングバックを走らせ、前線の3Rには守備の負担をかけず、自由な攻撃を保証したのです。

結果としてロナウドは8ゴールを挙げて得点王に輝き、リバウドは勝負どころで決定打を連発、ロナウジーニョは準々決勝イングランド戦で伝説的な長距離FKを沈めました。個の即興性を最大限に発揮させるために強固な守備ブロックを背後に配置するという、極めて合理的なアプローチが7戦全勝の偉業を支えました。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。