利便性が際立つ一方で、導入後に「思っていたのと違った」と後悔しないためには、固有のデメリットを把握しておく必要があります。
最大の制約は「設置場所が給水栓の周辺に限定されやすい」という点です。水栓から細いチューブ(直径約6mm程度)をモールで這わせて配管するため、リビングや寝室など水回りから離れた部屋への設置には数メートルに及ぶ配線処理が必要となります。動線を遮らないようなレイアウト設計が欠かせません。
さらに、多くのメーカーで1年〜3年の定期契約縛りが設定されており、期間内の中途解約には1万円〜2万円前後の解約手数料が発生する点も留意が必要です。また、災害などによる断水時には水道管からの供給が止まるため、宅配水のように「備蓄水」としてのストック機能を持たない点は構造的な弱点と言えます。