災害対策および住民の安全確保において、伊賀市では情報伝達インフラの多重化が進められています。伊賀市消防本部による伊賀市火災リアルタイム情報では、管内での建物火災・枯草火災の発生状況がウェブサイトや自動音声案内で迅速に更新されており、初期消火と延焼防止に向けた広報活動が徹底されています。
また、山間部から市街地まで広大な面積を持つ伊賀市において、情報伝達の中核を担うのが伊賀市防災行政無線です。近年は屋外スピーカーの反響や防音性の高い住宅構造に対応するため、防災アプリや戸別受信機の無償貸与・普及施策が加速。伊賀市天気警報注意報の発令時には、盆地特有の局地的大雨(ゲリラ豪雨)や冬季の路面凍結情報がタイムリーに配信される仕組みが構築されています。
さらに近年、市民生活に直接的な脅威を与えているのが三重県伊賀市熊目撃情報です。霊山(れいざん)周辺や笠間峠付近をはじめとする里山エリアに加え、農地や住宅街近郊へのツキノワグマの出没件数が報告されています。市農林振興課および猟友会では、緩衝帯の整備や電気柵の設置支援を進めるとともに、早朝・夕方の不用意な単独行動を避けるよう市民に強く呼びかけています。