フィットネスジムの指導現場やWEB上のコミュニティ(SNSや知恵袋など)において、前鋸筋トレーニングに取り組む人々が直面している生の声には、明確な傾向が存在します。
「ベンチプレスが100kgで完全に停滞していたが、ウォーミングアップにプッシュアッププラスを取り入れ、肩甲骨の突き出しを意識し始めてから肩のグラつきが消えた。1ヶ月で105kgを更新できた」(30代男性・ウエイトリフティング愛好家)
「脇腹の引き締め目的で腹筋ローラーを毎日やっていたけれど、腰ばかり痛くなってお腹の横に変化がなかった。パーソナルで『前鋸筋が死んでいる』と指摘され、チューブで肩甲骨を動かす練習をしたら、2週間ほどで脇の下が筋肉痛になり、アンダーバスト周りの浮き輪肉がすっきりしてきた」(20代女性・ボディメイク実践者)
多くのトレーニーが「腹筋種目を行っていれば勝手に前鋸筋も鍛えられる」と誤認していますが、現場検証の結果、それは明確な誤りであることが分かっています。クランチやレッグレイズでは前鋸筋は単なる姿勢保持の等尺性収縮にとどまり、十分な筋肥大刺激は得られません。脇腹に明確な筋腹のカットを刻み込んでいる人々は例外なく、肩甲骨の外転と上方回旋を独立してコントロールする専門的なドリルをやり込んでいます。