沿岸部および河川流域において、地震発生時に最も注視すべき指標が津波到達予想時刻と避難指示 対象地域の指定状況です。気象庁から警報が発令された場合、対象となる沿岸地域には「津波到達中と推測」「すぐ来る」といった緊急度の極めて高い文言が表示されます。
津波は外洋ではジェット機並みのスピード(時速数百キロ)で進み、水深が浅くなるにつれて速度を落としながら急速に波高を持ち上げます。このため、第1波の到達予想時刻が「すぐ」と表示されている場合、海岸付近にいれば避難のための猶予は事実上存在しません。
また、テレビやインターネットで配信されるNHK津波警報 LIVEや防災アプリでは、画面全体に赤や紫の警告フレームが表示され、強い口調での避難呼びかけ(アナウンス)が行われます。自治体から「警戒レベル4(避難指示)」または「警戒レベル5(緊急安全確保)」が発令された区域では、対象地域内のすべての住民が直ちに安全な高台、あるいは強固な鉄筋コンクリート造の津波避難ビルへ移動しなければなりません。