2015年のパズドラ騒動は、当時の球団からの厳重注意等で沈静化したかに見えましたが、本質的な問題は解決していませんでした。決定打となったのは、日本中が新型コロナウイルス感染症の拡大に揺れていた2020年秋から2021年にかけての行動です。
2020年9月末、札幌遠征中に球団が定めた厳格な外出禁止ルールに反し、女性と会食・密会を行っていた事実が『FRIDAY』のスクープによって発覚。さらに悪質とされたのは、球団の内部調査に対して「部外者との会食はしていない」と虚偽の報告を行っていた点でした。この期間にチーム内で集団感染が発生していたこともあり、球団は2021年1月に「無期限謹慎処分」を下します。
しかし、ドラマはここでは終わりませんでした。球団は反省の態度が見られたとして同年5月1日に謹慎を解除したものの、その直後、5月21日発売の写真週刊誌によって「処分解除前後の期間における別の女性との不要不急の外出・密会」が報じられたのです。度重なる背信行為と球団規律の蹂躙に対し、千葉ロッテマリーンズは5月23日付で選手契約解除(事実上の解雇)という極めて重い断行を下しました。