この大ヒットの土台には、緻密に計算された商品戦略がある。細見研介社長が率いる株式会社ファミリーマートは近年、プライベートブランドの刷新を猛スピードで推進してきた。日々の食卓を支える「ファミマル KITCHEN」から、嗜好性の高いスナックを担う「ファミマル」に至るまで、そのブランディングは既存のコンビニ菓子の枠組を軽やかに飛び越えている。
かつてプライベートブランドといえば「低価格重視の無難な選択肢」だった。しかし同社はその固定観念を完全に破壊した。専門店のクオリティを身近な棚へ落とし込む開発力こそが、この爆発的人気アイテムを産み落とした原動力に他ならない。