LINEの音声トラブルは、決して一部のユーザーに限られた特殊な事例ではありません。民間のIT利用動向調査や専門検証機関のデータによると、LINE通話ユーザーの中で音声トラブルを一度でも経験した人は全体の3割を超えています。さらに、主要SNSや知恵袋などのQ&Aサイトを定点観測した結果、LINE通話の音声不良や通信障害に関する投稿数は過去3年間で約2倍に急増している実態が浮き彫りになりました。
「大事な面談の直前で相手の声が全く聞こえず、慌ててかけ直してもお互いに無言のまま時間だけが過ぎた」「急ぎの要件なのにLINE通話 不具合 ネットの反応を検索したら同じ症状の人が溢れていた」といった切実な声が、X(旧Twitter)などのタイムラインに毎日のように投稿されています。特に目立つのは、月次や四半期ごとのアプリ更新時に配信されるLINE アップデート 不具合 詳細まとめに記載されないような、マイナーアップデート直後の挙動不審です。
大手通信キャリアのサポートデスク関係者は次のように証言しています。「OSの大規模アップデート直後やアプリの自動更新が行われた翌日は、『急に通話ができなくなった』という問い合わせが窓口に殺到します。ユーザー自身は何も設定を変えていないつもりでも、OS側のセキュリティポリシー更新によってマイクの権限設定がオフにリセットされていたり、省電力モードが自動適用されていたりすることが多発しています」。つまり、ユーザーが無意識のうちにトラブルの罠に嵌まる構造が日常的に作られているのです。