中島みゆきがシングル『アザミ嬢のララバイ』でレコードデビューを果たしたのは1975年のことです。同年に開催された「世界歌謡祭」で『時代』を歌いグランプリを受賞した当時の姿は、黒髪のロングヘアに清楚な佇まい、そして意志の強さを感じさせる切れ長の瞳が極めて印象的でした。
初期のアーティスト写真や歌唱映像を振り返ると、派手なメイクに頼らない自然体の美しさが際立っています。フォークソング全盛期において、どこか儚げでありながら芯の通ったビジュアルは、当時の音楽ファンのみならずメディア関係者の間でも大きな話題を呼びました。後世のファンが当時のジャケット写真やアーカイブ映像を目にして「今のアパレルモデルや女優のよう」と感嘆するのも頷ける完成度の高さを誇っています。