近年、睡眠医学の現場においても、患者自身が持参するスマートフォンアプリのデータに注目が集まっている。特に日本睡眠学会に所属する専門家や、睡眠障害治療の権威として知られる井上雄一医師などの臨床現場においても、睡眠パターンのセルフモニタリングは診察の補助情報として有益視されるケースが増えた。
高度なAIアルゴリズムを搭載したいびき録音アプリは、単に音を録音するだけでなく、環境音と呼吸音を正確に識別する。特筆すべきは、音の途切れや激しい喘ぎから睡眠時無呼吸症候群のリスクを検知・視覚化する機能だ。AIが夜間の騒音レベルや無呼吸の疑いがある時間帯をグラフ化することで、受診の必要性を客観的な数値として突きつけてくれる。