手に汗握るシーソーゲームを制したのは赤ヘル軍団だった。序盤から互いの先発投手が意地をぶつけ合い、スコアボードには緊迫したゼロが並ぶ。均衡が破れたのは中盤、相手打線の連打で先制を許す苦しい展開となったが、ベンチの熱量は一切落ちていなかった。
勝負の行方を決定づけたのは終盤の攻撃だ。代打策で好機を広げると、相手リリーフ陣のわずかな制球の乱れを見逃さず、一気呵成の集中打で逆転に成功。息詰まる攻防の末、4対3のスコアで競り勝ち、球場に詰めかけた観衆を熱狂の渦に巻き込んだ。土壇場での勝負強さが際立つ見事な逆転劇である。