ネット上の掲示板やSNSでは、この新型端末に対する怨嗟の声が日常的に投稿されていました。松屋の券売機炎上におけるネットの反応をテキストマイニングすると、最も頻出したキーワードは「プレッシャー」「後ろの視線」「罠」といった心理的ストレスに関する語句でした。
大手掲示板5ちゃんねるやX(旧Twitter)に投稿された当時のリアルな声には、ファストフード特有の緊迫感が克明に記録されています。
「平日の昼休み、オフィス街の松屋で新型機に遭遇した時の絶望感が異常。後ろに5人くらいスーツのサラリーマンが並んでいて、画面が『元の画面に戻る』を繰り返した時は冷や汗が止まらなかった」(30代会社員・男性)
「クーポンを使おうとしてQRコードをかざしたらエラーになり、店員を呼ぶボタンも見当たらない。結局、後ろの人に舌打ちされて諦めて定価で買った」(20代学生・男性)
この混乱は利用者側だけでなく、店舗の現場スタッフにも深刻な影響を及ぼしていました。都内店舗に勤務するアルバイト店員の手記や証言によると、「ランチのピーク時に『買い方が分からない』と呼び出される件数が激増し、厨房の調理や配膳が完全にストップしてしまった」という本末転倒な事態が日常化していたといいます。人手不足を解消するために数千万円規模の投資を行って導入したハイテク機器が、皮肉にも現場のオペレーション負荷を倍増させる結果となっていました。