物語の原点である4人のルーキーハンターは、それぞれの目的と運命に従い、現在まったく異なる道を歩んでいます。
主人公のゴン=フリークスは、キメラアント編において強敵ネフェルピトーを倒すため、自身の命と才能を前借りする過酷な制約と誓約を結びました。アルカの力によって奇跡的に一命を取り留めたものの、代償としてオーラが出ない状態となり、現在は故郷くじら島で学生としての生活を送りながら自らの生き方を見つめ直しています。かつての必殺技「ジャジャン拳」に代表される強化系能力を再び開花させる日が来るのか、ファンの間でも熱い議論が続いています。
親友のキルア=ゾルディックは、暗殺一家ゾルディック家との呪縛を完全に断ち切りました。自らのオーラを電気に変化させ、超絶的な反射速度を誇る「神速(カンムル)」を極めた彼は、意のままに願望を叶える未知の力を持った妹(弟)アルカ(ナニカ)を守りながら、世界中を旅しています。
一方、現在進行中のエピソードで主人公格として命を燃やしているのがクラピカです。同胞の無念を晴らし「緋の眼」をすべて奪還するため、カキン帝国の第14王子ワブルの護衛としてブラックホエール号に乗船。具現化系をベースに、緋の眼発動時は全系統の潜在能力を100%引き出す特質系「絶対時間(エンペラータイム)」を駆使しますが、発動1秒につき1時間の寿命を削るという致命的な代償を背負っており、その身体は限界寸前まで追い詰められています。
そして医者を目指すレオリオ=パラディナイトは、国家試験の勉強に励みつつ、十二支んの「亥」として船内の医療班に抜擢されました。放出系能力を応用し、拳の打撃を離れた場所へ飛ばす技や、オーラの波形を用いた触診技術を確立。派手な戦闘の表舞台には立たないものの、混迷を極める船内で良心と医療の要として不可欠な存在感を放っています。