南鳥島沖レアアース本格採掘の陰で漂う不穏な空気——中国側が揺さぶりをかける海洋権益論争と日本の防衛戦略の現在地

南鳥島沖レアアース本格採掘の陰で漂う不穏な空気——中国側が揺さぶりをかける海洋権益論争と日本の防衛戦略の現在地

南鳥島沖レアアース本格採掘の陰で漂う不穏な空気——中国側が揺さぶりをかける海洋権益論争と日本の防衛戦略の現在地の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

なぜこれほどまでに南鳥島周辺が注目されるのか。その背景には、ハイテク産業における「中核素材の覇権」を巡る世界規模の争いがある。長年、中国は世界全体のレアアース精錬能力の大半を掌握し、外交交渉における強力なカードとして利用してきた。

しかし、日本が南鳥島沖での国産レアアースの供給網を構築すれば、その威嚇効果は劇的に低下する。日米欧をはじめとする有志国グループにとっても、中国を介さないサプライチェーンの確立は「経済安全保障の聖杯」とも言える。南鳥島を巡る静かな摩擦は、単なる一国間の領土・海洋権益問題を超え、グローバルなハイテク産業の勢力図を左右する分水嶺となっているのだ。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。