「とりあえず白米を全部抜く」「カロリーを半分に減らす」。そんな過剰な引き算の時代は終わった。現在、世界のスポーツ栄養学や臨床肥満学会がこぞって推奨しているのは、タンパク質と発酵性の食物繊維をしっかり確保する「足し算」のアプローチだ。
タンパク質は筋肉量を維持し、基礎代謝の低下を防ぐ必須成分。一方で、意外と見落とされがちなのが「食物繊維」の役割だ。水溶性食物繊維が豊富なオートミール、海藻、大豆製品などを意識的に取り入れることで、腸内細菌が短鎖脂肪酸を生成し、食後の血糖値スパイクを強固に抑えてくれる。結果として、脂肪が蓄積しにくい体内環境が整うのだ。