病気退職で失業保険をもらう条件とは?特定理由離職者と申請手順を解説

病気退職で失業保険をもらう条件とは?特定理由離職者と申請手順を解説

病気退職で失業保険をもらう条件とは?特定理由離職者と申請手順を解説について見逃せない 事実を厳選して解説いたします。

病気療養を理由に退職する労働者が必ず比較・検討すべきなのが、健康保険から支給される「傷病手当金」と、雇用保険から支給される「失業保険(基本手当)」の機能的差異です。公的保険制度の基本原則として、「同一期間において両者を重複して受給することは不可能」と定められています。

項目傷病手当金(健康保険)一般の自己都合退職(失業保険)病気退職・特定理由離職者(失業保険)支給の前提条件業務外の病気・ケガで就労不能の状態健康かついつでも働ける状態回復し週20時間以上等の就労が可能な状態支給金額の目安直近12ヶ月の標準報酬月額の約3分の2(非課税)退職前6ヶ月の賃金日額の約45〜80%(非課税)退職前6ヶ月の賃金日額の約45〜80%(非課税)給付制限期間なし(待期3日間の経過後に支給開始)あり(原則1〜2ヶ月間の受給制限)完全になし(通例7日間の待期のみで開始)最大給付期間通算で最長1年6ヶ月90日〜150日(被保険者期間による)90日〜150日(※就職困難者は最大360日)社会保険の扶養日額3,612円超の場合は扶養から外れる受給期間中は扶養から外れるケースが大半受給期間中は扶養から外れるケースが大半

上記の通り、傷病手当金は「働けない期間の所得補償」であり、失業保険は「回復後の再就職活動中の生活保障」という明確な役割の違いがあります。したがって、実務上の最適解は「療養中は傷病手当金を受給(最長1年6ヶ月)し、医師の就労許可が出たタイミングで受給期間延長を解除し、特定理由離職者として失業保険へスムーズに切り替える」というリレー方式を組み立てることにあります。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。