ラーメン業界におけるブランディングのあり方も根底から変わりつつある。従来の「頑固親父が腕組みをする写真看板」は姿を消しつつあり、新進気鋭のラーメン店はオープン時からイラストレーターをアートディレクターとして起用する。
店舗のロゴデザインはもちろん、丼の底に隠されたイラスト、限定ステッカー、公式SNSのアカウントアイコンに至るまでトータルコーディネート。これにより、単にラーメンを食べる場所から「カルチャーを体感する空間」へと店舗の価値が高まった。Z世代を中心とする若年層の来店動機は、「あの可愛いイラストの店舗に行きたい」「限定グッズが欲しい」という領域へと確実に拡張されている。