オープンキャンパスや学校案内パンフレットだけでは見えてこないのが、日々の授業の厳しさや人間関係といった「現場のリアル」です。インターネット上の掲示板やSNS、卒業生のコミュニティを調査すると、服部栄養専門学校に対する率直な評価が浮かび上がってきます。
肯定的な意見として圧倒的に多いのは、「特別講師陣の豪華さと直接指導の価値」です。テレビや専門誌で見かける日本料理、フランス料理、イタリア料理、中国料理の第一人者が教壇に立ち、プロの技と哲学を間近で伝授してくれます。ある卒業生は「一流シェフが手際を見せながら『なぜこの火加減なのか』を解説してくれる時間は、現場に出てからも役立つ一生の財産になった」と証言しています。
一方で、慎重派や後悔の声として挙げられるのが「規律や実習の厳しさ」です。衛生管理に関する基準は非常に厳格で、身だしなみ(爪、髪型、服装)や包丁の手入れ、時間厳守に対して一切の妥協が許されません。また、課題やテストの頻度も多く、「華やかなイメージだけで入学すると想像以上の肉体的・精神的タフさを求められる」という指摘もあります。
しかし、これはプロとして厨房に立つ以上、命に関わる衛生管理とチームワークを身につけるための必然的な訓練でもあります。生半可な気持ちではなく「本気で食の世界で生きていく」という覚悟を持つ学生にとっては、極めて整った鍛錬の場であると言えます。