Q1:お札の向きは中袋にどう入れるのが正しいマナーですか?
A1:祝儀袋にお札を入れる際は、「肖像画が表側かつ上部」に来るように揃えて入れるのが鉄則です。中袋の表面(金額が書いてある側)とお札の表側(肖像画がある側)を一致させ、封筒を開けた瞬間に肖像画が最初に見える向きで収めます。これは弔事(お札を裏向きに入れ、悲しみで顔を伏せる意味を持たせる)とは正反対の作法ですので、厳格に区別してください。また、包むお札は必ず銀行で両替した「新札」を用意するのが礼儀です。
Q2:のし袋の外脇(裏側)の折り返しは上下どちらが上に重なりますか?
A2:外袋の裏側を留める折り返しは、必ず「下の折り返しを上の折り返しに重ねる」ようにしてください。これには「天から降ってきた幸せを余さず受け止める」「運気や喜びが上を向く」という意味が込められています。逆に上の折り返しを外側に重ねてしまうと、弔事(涙を流し落とす)の作法となり、非常に重大な非礼となるため細心の注意が必要です。
Q3:友人や知人の子どもに入学祝いを現金で贈るのは避けたほうがよいですか?
A3:親族以外の知人・友人関係においては、高額な現金を贈ると相手に過度な返礼の気遣いを強いることになります。一般的には、相手が内祝いの配慮をせずに済む範囲である2,000円〜3,000円程度の図書カード、文具ギフト券、あるいは名入れ鉛筆などの実用的な学用品をプレゼントするのがスマートとされています。現金を包むのは、互いに冠婚葬祭を行き来する極めて親しい間柄に限るのが無難です。