演劇界の重鎮を父に持つ名門の家系に生まれた彼女は、幼少期から表現の現場に親しんでいた。デビュー当初、東映の映画作品で魅せた透明感溢れる演技は、一気に映画ファンの注目を集めることになる。当時の邦画界に清新な風を吹き込んだ存在感は、単なる新人女優の域をはるかに超えていた。
その後、太田プロダクションへ所属を移すと、活躍の場はさらに広がりを見せる。数々の人気テレビドラマへ出演し、演技派としての地位を確固たるものにしていった。可憐なヒロインから複雑な内面を抱える大人の女性まで演じ分ける表現力は、当時の制作陣からも絶大な信頼を寄せられていた。