ネット上の口コミサイトやSNSコミュニティに寄せられた数百件の利用体験談を精査すると、厨スタジアムに対する評価にはいくつかの明確な傾向が見て取れます。
ポジティブな意見として突出しているのは、「市場直結ならではの鮮度感」と「天候を選ばない快適性」です。特に「八食市場寿司のネタの厚みは、都内の高級店に匹敵する」「勢登鮨のセットメニューは昭和の価格設定のまま時が止まっているかのよう」といった、提供価値に対する驚きと満足を表明する声が多数を占めています。港町八戸の底力を体感した旅行者の熱量の高さが伺えます。
一方で、現場のリアルな課題を指摘する声も看過できません。
「ゴールデンウィークやお盆の時期は、厨スタジアムの共有休憩スペースまで人で溢れ、座る場所を探すだけで疲弊した」「七厘村で食べるつもりで魚を買ったが、待ち時間が長すぎて断念し、結局厨スタジアムに移動した」といった体験談が散見されます。市場棟の活況と厨スタジアムの飲食機能が隣接しているがゆえに、混雑時の動線設計を誤ると疲労感が増大するという現実が存在します。事前に各エリアの特徴を把握し、柔軟に旅程を切り替える準備が求められます。