京都駅の構内は連日、スーツケースを抱えたインバウンドで溢れかえっている。新快速のホームは時間帯によって通勤ラッシュ並みの混雑を見せ、大型荷物を抱えての乗降は容易ではない。多くの旅行者が「ジョルダン乗換案内」などの検索アプリで最上位に出てくる列車へ愚直に向かうが、アルゴリズムの提示する最短経路が必ずしも「最も快適な移動」とは限らない。
実用的な交通アクセス・移動ガイドとして提案したいのが、新快速の1本後を走る快速列車の活用や、京都始発の普通電車を狙う着席戦略だ。所要時間は5分から10分ほど伸びるものの、混雑のピークをきれいに避けて座席を確保できる。あるいは有料座席サービス「Aシート」を連結した新快速をあらかじめ押さえる選択肢も、移動中の作業や休息を重視する層から絶大な支持を得ている。