指導現場や部活動、クラブチームにおいて、どのような適性を持つ選手がリベロに向いているのか、プロの指導視点から判断基準を明確化します。
リベロに向いている選手の条件:
- 恐怖心を克服できるメンタリティ:顔面に向かって打ち込まれる時速100km以上の強打に対して、目を背けずに一歩前へ踏み込める度胸がある。
- 空間把握力と予測能力:相手セッターのトスのブレやアタッカーの肩の開き具合を見て、ボールが来るコースを瞬時に割り出せる。
- 卓越したコミュニケーション力:ブロッカーに対して「ストレートを締めろ」「クロスを抜かせろ」と明確かつポジティブに指示を出し続けられる。
- セカンドセッターとしての技術:乱れたボールに対してアンダーハンドや後方からのオーバーハンドでスパイカーが打ちやすいトスを供給できる。
リベロに向いていない(慎重に適性を判断すべき)選手の条件:
- 自ら得点を決めることでしかモチベーションを保てないタイプ:リベロの公式記録にスパイク得点やサービスエースは1点もつきません。味方に得点を取らせる「黒子」の役割に誇りを持てない選手はフラストレーションを溜めやすくなります。
- 失点後に引きずりやすいタイプ:1本のレシーブミスでセットを落とすプレッシャーがかかるポジションであるため、瞬時に思考を切り替えて次の1本に集中できる切り替えの早さが不可欠です。