国際大会のWTT(World Table Tennis)シリーズを転戦するなかで、海外メディアや対戦相手が口を揃えて驚愕するのが、戸上のフォアハンドドライブの初速と重さだ。ボールのインパクト瞬間に全身の力を効率よく伝える身体操作は、まさにラケットスポーツにおける芸術品と呼んで差し支えない。
自身のプレースタイルに合わせて微調整を重ねた最新ラケットとラバーの組み合わせも、その破壊力を余すところなく引き出している。反発力だけに頼らず、回転性能を限界まで引き出すセッティングによって、相手のラケットを吹き飛ばすような重厚な打球が生まれる。強烈な回転とスピードが共存するボールは、現代卓球の最先端を行くシグネチャーショットだ。