このスタイルの歴史を語る上で欠かせないのが、お笑い界の重鎮である松本人志の存在だ。彼が金髪坊主へとスタイルを変化させた瞬間、日本中のお笑いファンの固定観念は打ち砕かれた。圧倒的なカリスマ性と鋭いコメント力に視覚的なアイコンが加わり、唯一無二の存在感を築き上げた歴史がある。
その遺伝子は、現代の第一線で活躍するタレントたちにも色濃く受け継がれている。バイきんぐの小峠英二が見せるツッコミのキレや、いじられた際のインパクトは、あのスキンヘッド・坊主スタイルがあってこそ活きる。また、あばれる君が見せる熱血で真っ直ぐなキャラクターも、潔い頭髪と相まって老若男女に愛される要因となっている。彼らは自身の存在を完全な「アイコン」へと進化させたのだ。