釈尊会の教えと実態を検証|小野兼弘氏の真相と仏教との決定的な違い

釈尊会の教えと実態を検証|小野兼弘氏の真相と仏教との決定的な違い

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釈尊会の活動実態について、当時関わった信者の親族や周辺住民、情報コミュニティ(当時の掲示板や知恵袋等の記録)に残る証言を検証すると、巧妙なマインドコントロールの構図が見えてきます。

現場では、相談に訪れた人々に対してまず激しい「不安の植え付け」が行われていました。「このままではあなたの子供に災いが起きる」「先祖が無縁仏になって苦しんでいる」と精神的に揺さぶりをかけ、その解決策として小野氏の特別祈祷や仏具の購入、納骨堂の契約を提示する手口です。

関係者の手記や告白によれば、一度巨額の寄付を行うと「さらに因縁を完全に断つため」として次なる金銭要求がエスカレートしていく仕組みが常態化していました。救いを求めて足を踏み入れた人々が、結果として家産を傾け、家庭崩壊にまで至るケースが少なくありませんでした。

世間の評判としても、若尾文子氏のネームバリューによる認知度は高かったものの、「実質は拝金主義的なカルト組織」「小野氏の派手な私生活を支えるための集金システム」という極めて厳しい評価が定着していったのです。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。