「やきゅういなり」というその音の響きから、野球関係者やファンの間で「勝利の聖地」として語り継がれている場所がある。正式な神社名を箭弓稲荷神社といい、古来より勝負運や願望成就を祈願する参拝者が絶えない。近年ではプロやアマチュアの選手だけでなく、日本野球機構に所属する関係者やスカウトが密かに足を運び、シーズンの必勝や怪我の防止を祈願する穴場スポットとしてその名を知られている。
ここでご利益を最大限に高めるための秘訣は、単に拝殿の前で手を合わせるだけに留まらない。本殿に込められた勝負の気流を感じ取りながら、己の目標を明確にして祈りを捧げることだ。鳥居から本殿へと一直線に伸びる参道を歩む際、強い意志をもって自己の決意を神前に報告する姿勢こそが、秘められた強いご利益を引き出す最大のポイントと言われている。