超高齢期を迎えた風太くんの健康を守るため、千葉市動物公園では徹底したシニアケアが実施されています。かつて走り回っていた屋外放飼場から、現在は段差を極力なくしたバリアフリー設計の専用施設で生活しています。
体調や気温の変化に配慮し、展示時間は限定的あるいは室内展示が基本となっています。特に猛暑の夏場や冷え込みの厳しい冬場は、エアコンが完備された非公開のバックヤードで過ごす時間が増えています。
食事面でも細やかな配慮が施されており、歯の摩耗具合に合わせて細かくカットしたリンゴや、栄養価の高いペースト状フード、選りすぐりの新鮮な竹の葉が与えられています。飼育員が毎日の歩様や毛づくろいの様子、体重の微細な変化を記録し、無理のない余生を過ごせるよう手厚くサポートしています。