「裡」の部首である「ころもへん(衤)」は、衣服や布地、あるいは“身にまとう・包み込む”といった意味合いを持つ漢字に広く使われています。代表的な漢字を一覧で整理しました。
【代表的なころもへんの漢字一覧】
・初(しょ / はじ・める):布を裁ち始めることが原義
・被(ひ / かぶ・る・こうむ・る):衣を上からかぶせること
・袖(しゅう / そで):衣服のそで
・袴(こ / はかま):下半身に身につける衣服
・補(ほ / おぎな・う):破れた衣服をつくろうこと
・裕(ゆう):衣服にゆとりがあることから「豊か」の意
・複(ふく):衣服が重なっていること
・裾(きょ / すそ):着物のすそ
・裸(ら / はだか):衣服を脱いでいる状態
よくある間違いとして、神仏や祭祀に関連する「しめすへん(礻)」との混同があります。「社」「祈」「祝」「福」などはすべて「しめすへん」であり、左側の点が1つ少なくなります。「裡」は“中に包み込む”という衣服のイメージから派生しているため、点が2つある「ころもへん」だと覚えておくと迷いません。