「吉岡里帆 ごんぎつね」という検索フレーズを目にして、彼女が童話の映像化作品に出演したのかと気になった方も多いはずです。結論から言えば、この現象の最大の要因は新美南吉の代表作『ごんぎつね』と日清食品のCMキャラクター「どんぎつね」の名称の混同にあります。
日本人の多くにとって「きつねの物語」といえば即座に『ごんぎつね』が連想されます。そのため、吉岡さんが演じて爆発的な人気を博したキツネ耳姿のキャラクター「どんぎつね」を、記憶の中で無意識に「ごんぎつね」と結びつけて検索してしまうユーザーが後を絶ちません。
また、読書家として知られる吉岡さんがラジオ番組やイベント等のナレーション企画で新美南吉作品の朗読に触れたエピソードや、文学関連の特集で語った体験がネット上で断片的に拡散されたことも、「吉岡里帆=ごんぎつね」という連想を補強する一因となりました。言葉の響きの類似性と、キツネを演じた強烈なビジュアルイメージが融合した結果生まれた検索トレンドと言えます。