名門・仙台育英学園高等学校時代からドラフト候補としてその名を全国に轟かせていた上林誠知。プロ入り後は福岡ソフトバンクホークスでレギュラーをつかみ取り、全試合出場や20本塁打を記録するなど順風満帆な野球人生を歩んでいた。しかし、度重なる怪我と打撃の不振が重なり、戦力外通告という残酷な現実にも直面した。
どん底の淵に立たされた彼に、再び情熱の灯をともしたのが中日ドラゴンズへの移籍だった。環境が一変し、ナゴヤの地で再起を誓う彼を精神的に支え続けたのが、他ならぬ現在の妻である。苦しい時期を共に乗り越えたからこそ、二人の絆は揺るぎないものとなった。