賑わいを見せていたラウンドワン豊橋店がなぜ閉店・撤退に至ったのか。公式発表やアミューズメント業界の動向を紐解くと、複合的な要因が浮かび上がってきます。
最大の要因とされているのが、建物および土地の定期借地・賃貸借契約の満了と、運営企業による全国規模のスクラップ&ビルド戦略です。2010年代以降、ラウンドワンは収益構造の抜本的な見直しを進め、老朽化した中規模店舗の整理と、巨大複合型店舗(スポッチャ併設店・スタジアム型店舗)への経営資源集中を加速させました。
豊橋店は敷地面積や構造上の制約からスポッチャを増設することが難しく、周辺の幹線道路沿いに台頭してきた競合の複合商業施設やアミューズメントチェーンとの競争も激化していました。投資対効果や将来的な収益性を精査した結果、契約更新のタイミングで惜しまれつつ撤退を決定したというのが撤退の真相です。