ヒソカが旅団狩りを進める中で、シズクが極めて危険なポジションに立たされている最大の要因は、戦闘におけるヒソカとの決定的な相性の悪さにあります。
シズク自身、作中で「あたし(ヒソカと)相性悪いもん」と冷静に自己分析しています。その理由は、ヒソカの主力念能力である「伸縮自在の愛(バンジーガム)」にあります。シズクの掃除機「デメちゃん」は「念で作られたもの」を吸い込むことができません。つまり、ヒソカが展開する粘着性オーラを無力化する手段を持たないのです。
さらに、シズクはサポートや搦手(からめて)に長けた能力構成であり、ヒソカのような超人的な体術と反射神経を持つタイマン特化型の強化系・変化系能力者との直接対決では圧倒的に不利です。クロロがシズクとボノレノフを同行させているのも、各個撃破を狙うヒソカの奇襲からサポート要員を守る意図が含まれています。